最近、LINE証券という名前をよく聞くようになったけど、実際どうなんだろうと気になってはいませんか?
今回はLINE証券のメリットやデメリット、手数料体系について説明します。
LINE証券は、LINE Financial株式会社(51%)と野村ホールディングス株式会社(49%)が共同で設立したスマホ向け証券会社です。
ネット証券としては後発組だけど、取引の手軽さとキャンペーンが人気でユーザー数が急拡大しています!
追加でアプリをダウンロードする必要はなく、使い慣れたLINEアプリを使って株式投資を始めることができるのでお手軽さがあります。
LINE証券のメリットは大きく分けて5つあります。
LINE証券では「いちかぶ(単元未満株)」という投資の種類があります。
一般的な株式投資では一単元(100株)での投資が必要なのですが、いちかぶでは1株単位で投資をすることができます。
例えば1株850円の企業の場合、通常の株式投資では85,000円の資金が必要ですが、いちかぶを使えば850円で投資できてしまうのです。
LINEポイントを1ポイント=1円で入金できるほか、つみたて投資にLINEポイントを使うことができます。
なので普段からLINEのサービスを使っている人は非常に便利です!
LINE証券では現物株取引の買付手数料は無料で、売却時のみ手数料がかかります。
どの証券会社でも買付手数料は最低55円~1,000円程度かかってしまうので、無料というのは大きなメリットです。
※同一日に同一注文で複数の約定となった場合は、約定代金を合算し手数料を計算します。
また、信用取引売買手数料もインターネット取引の場合、無料となっています。
普段から使い慣れているLINEアプリで口座開設から実際の投資まで完結することができます。
新しくアプリを入れる手間も無く、通知もLINEアプリから来るので簡単に情報収集することができます。
LINE証券では定期的にお得なキャンペーンやタイムセールを行っています。
例えば、口座開設するだけで最大3株分の購入代金をプレゼントするキャンペーンはよく行われます。
また、「株のタイムセール」というものもあります。
これは株式がセール時間内に安く買えるサービスで、3%・5%・7%オフの割引価格で投資することができます!
LINE証券はNISAやiDeCoなどの非課税制度に対応していません。
このNISAというのは年間120万円以下の投資で発生した利益が非課税になるという制度で、成人であれば誰でも使うことができます。
LINE証券はこのNISAに対応していないので、株式や投資信託への売却益には20.315%の税金が課されます。
LINE証券の現物株買い手数料が全てゼロ円なのは先述した通りなのですが、売り手数料が他社よりも高くなってしまうケースがあります。
例えば9万円の株式を売る場合、売り手数料は176円となりますが、SBI証券であれば99円で済んでしまいます。
LINE証券では初心者でも簡単に投資が始められるように、取扱商品が厳選されています。
そのため、欲しい銘柄や投資信託が無いというケースもあります。
ただ、投資初心者の方にとっては商品が選びやすくなるため、あまりデメリットにはならないかもしれません。
LINE証券で現物株取引をする場合の手数料体系は以下の通りです。

また、いちかぶ(単元未満株)の取引手数料も無料となっています。
ただ、いちかぶの場合はスプレッドと呼ばれる取引コストが0.2~1.0%かかるので注意が必要です。
ここまでLINE証券のメリット・デメリット・手数料をご紹介しましたが、最後に重要なポイントを3点にまとめます。
LINE証券の口座開設は無料なので、興味を持った方はまず口座開設をしてみてはいかがでしょうか。

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